こんにちは、けんいちです。
ITの有名な国家資格として、「基本情報技術者試験」があります。
有名なため、下記画像のように、たくさんの種類の勉強コンテンツが販売されています。
しかし、いざ勉強しようとすると、ほとんどの方が「書籍」で勉強します。

筆者としては、書籍以外にも魅力的な教材がたくさんあることを知ってほしい…!
と言うわけで今回は、「基本情報技術者の勉強教材5選」について解説していきます!
この記事では、勉強のやり方や教材で悩んでいる人を中心に、以下のことを説明していきます。
- 基本情報のおさらい(勉強の流れについて)
- 書籍を含む、勉強教材を5つ紹介

ぜひ最後まで読んでください^ ^
基本情報のおさらい
教材を紹介する前に、まずは「基本情報技術者」のおさらいを簡単にしていきます!
基本情報技術者とは
「基本情報技術者」について、公式サイトの「対象者像」で、以下のような説明があります。
高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者
(参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:基本情報技術者試験)

「ITエンジニアの登竜門」とも言える資格です!
また、概要は以下になります。
項目 | 午前 | 午後 |
試験時間 | 150分 | 150分 |
出題形式 | 多肢選択式(四肢択一) | 多肢選択式 |
出題数 | 出題数:80問 解答数:80問 | 出題数:11問 解答数:5問 |
合格ライン | 60%以上 | 60%以上 |

体感としては、午前より午後の方が難しいと思いました!
勉強の流れは?
勉強の流れは、ITの経験・未経験関係なく、ほとんどの人が下記の流れに当てはまります。
- 理論を学習する。(用語や計算の仕方を理解する)
- 実践する。(過去問や演習問題で本番の対策をする)
IT経験者だと1.の時間が少なくなり、未経験者だと1.の時間が長くなる傾向があります。

これらを元に、教材を紹介していきます^ ^
基本情報の勉強教材5選
「理論編」と「実践編」で分けて、紹介していきます!
「理論編」で3つ、「実践編」で3つ※の計5つです!(※3つの内、1つは「理論編」と被っています。)
理論編
書籍(紙媒体・電子媒体)
オススメ度:★★★☆☆
代表的な勉強教材ですね。
書籍のイイところは、たくさんの種類の対策本が揃っていることです。
次に紹介する「YouTube」や「オンライン講座」などと比べると、圧倒的に種類が多いです。
次の観点で選ぶようにしましょう。
- イラストや図解が多いか、少ないか
- 文章の説明が良いか、イラストの説明が良いか、サンプルをよく確認しましょう!
- 紙媒体か電子媒体か
- 筆者的には電子媒体がオススメですが、自身にあった媒体を選びましょう!
オススメの参考書は、以下になります。(筆者が使っていたシリーズもあります。)
サンプル画像などを見て、参考にしてください!
YouTube
オススメ度:★★★★☆
ここ最近、急上昇しているコンテンツです!
最大のメリットは、書籍では使われない「聴覚」を用いた勉強ができることです!
代表的なチャンネルは以下になります。
一方で、次の点には気を付けて欲しいと思います。
- 筆者視点ですが、YouTubeだけで独学ができるチャンネルは存在しません。(2022年4月現在)
- 書籍同様、好みが分かれるため、自分に合ったチャンネルを探すのが難しいです。
オンライン講座
オススメ度:★★★★★
理論編の最後は「オンライン講座」です。
一言で言うと、「書籍」と「YouTube」を合わせたハイブリットと考えてもらうとイイです!
個人的にオススメなのは、「スタディング」です。
唯一デメリットを挙げるとすれば、「それなりな価格」であることです。
しかし、それに見合うコンテンツであることは確かなので、次の方にオススメできます。
- 確実に合格できる勉強のやり方や、教材が欲しい
- 実践演習も含め、勉強環境を充実させたい

次は「実践編」です^ ^
実践編
書籍(紙媒体・電子媒体)
オススメ度:★★★★☆
筆者的には、「理論を学習する教材」と「実践用の教材」は別々に分けた方がイイと思います。(確認問題くらいは大丈夫)
さらに、「実践編」の「書籍」で重要なのは、いかに詳細な解説がされているか、です!
「理論編」では、あくまで参考として紹介しましたが、コチラの書籍は「ぜひコレを使って!」と言いたくなる参考書です。

こちらのシリーズは、詳細に解説がされているため、経験者でも役に立つ教材になっています!
過去問道場
オススメ度:★★★★★
実践問題では、最も有名なサイトと言えます!
メリットは以下の通りです。
- 一問一答形式で、スラスラ解ける!
- スマホ、タブレット、PC関係なく解くことができる!
- アカウントを作成すれば、結果を記録することができる!

唯一の欠点は、紙媒体ではないことでしょうか?
もし、紙媒体が良い場合は「書籍」や「公式サイト」をオススメします!
公式サイト(情報処理推進機構)
オススメ度:★★☆☆☆
「実践編」の最後は「公式サイト」です!
平成21年春期〜令和元年度秋期の過去問題と解答をダウンロードできます!(その後に印刷も可能です)

令和2年以降はネット試験のため、公開されていません。
メリットとデメリットは以下の通りです。
- メリット:公式サイトのため、確実に正確な情報となっています。
- デメリット:解説は付属していないため、別コンテンツで見る必要があります。

逆に考えると、解説がいらない方にとっては、最高のコンテンツになります!
まとめ
今回は、「基本情報技術者の勉強教材5選」について解説しました。
基本情報のおさらい
- 基本情報技術者とは
- ITエンジニアの登竜門」とも言える資格
- 勉強の流れは?
- 理論を学習する。(用語や計算の仕方を理解する)
- 実践する。(過去問や演習問題で本番の対策をする)
基本情報の勉強教材5選
- 理論編
- 書籍(紙媒体・電子媒体)
- YouTube
- オンライン講座
- 実践
- 書籍(紙媒体・電子媒体)
- 過去問道場
- 公式サイト(情報処理推進機構)
基本情報を受けた当時は大学生で、「書籍」以外は考えもしませんでした。
ですが時代は変わり、1人1人に合った勉強がしやすくなりました。

「書籍は苦手だな…」と思う方がいたら、ぜひ今回紹介した教材を検討してみてください!
また、基本情報の関連資格である、ITパスポートや応用情報に関する記事もあるため、ぜひ参考にしてみてください!


以上、けんいちでした!
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