こんにちは、けんいちです!
ITのスキルアップの手段として、「プログラミング」や「資格取得」があります。
ただし、「プログラミング」と「資格取得」では、スキルアップの方向性が大きく異なります。
- プログラミング
➡︎業務効率化がUPするツールを作ったり、論理的な思考を身につける - 資格取得(ITパスポートなどの場合)
➡︎ITの知識を取得したり、ITの全体像を把握する

「プログラミング」は魅力的ですが、筆者としては「資格取得」を優先して欲しいと思っています。
優先して欲しい理由は以下の通りです。
- 普段、ITを「作る」より「使う」タイミングの方が多いから
- 「プログラミング」に偏ると、「ハード」や「セキュリティ」の分野を見落としがちになるから
2つ目の理由を一言で言うと、「木を見て森を見ず」です!
そして、森を見るために、オススメできるIT資格が『ITパスポート』です。
まさに「ITを使う」に適した資格で、IT化が進む社会において、多くの社会人が取得して欲しいと思っています。(正確には、資格レベルの知識を有して欲しい)

けど、専門用語が多かったり、意味不明な図があったりで、合格はおろか、勉強すらできる気がしないよ…

大丈夫!
これから紹介する勉強教材で、自分に合った勉強ができるハズだよ。
大学でITを学び、そのままIT企業に就職した筆者が、経験・未経験を問わず、勉強できる教材を選択しており、王道なものから、ITが発達したことで登場した教材まであります!
勉強教材が決まれば、自ずと勉強方法も決まってきます。
ぜひ試して、自身にあった勉強教材で効率よく勉強して欲しいです!

ぜひ最後まで、読んでください^ ^
(確認)ITパスポートについて
勉強方法の紹介記事ですが、簡単に『ITパスポート』について解説します。
ITパスポートとは
一言でいうと、「社会に必要なITの基礎知識を持っていることを証明した資格」のことです。
上記の図からも分かるように、「ITパスポート」は、全ての社会人が共通的知識の取得を目的としています。
現在、IT化がどんどん進み、さらに発展しようとする中、上記のような資格の保有、または同等の知識を持っていないと、置いていかれる可能性が非常に高くなります。
概要
基本情報
【ITパスポート試験】試験内容・出題範囲をもとに作成しています。(2022/2時点)
最新の情報は、上記のリンクから確認するようにしましょう。
試験時間 | 120分 |
出題数 | 100問 |
出題形式 | 四肢択一式 |
出題分野 | ストラテジ系(経営全般):35問程度 マネジメント系(IT管理):20問程度 テクノロジ系(IT技術):45問程度 |
合格基準 | 総合評価点 600点以上/1,000点(総合評価の満点)かつ 分野別評価点 ストラテジ系 300点以上/1,000点 マネジメント系 300点以上/1,000点 テクノロジ系 300点以上/1,000点 |
試験方式 | CBT(Computer Based Testing)方式 |
合格率・難易度
合格率は2022年1月のデータで、【ITパスポート試験】統計情報をもとに作成しています。
受験者 | 合格者 | 合格率 |
17,738人 | 9,355人 | 52.7% |
過去のデータ見ても、大きな差はなかったので大体50%が目安と思って大丈夫でしょう。
難易度は、個人個人の感覚になるので一概に断定はできませんが、さまざまな資格ランキングや難易度サイトを確認した結果、「やや優しい」が多かったです。
この認識は筆者も完全に同意で、理由は以下の通りです。
- 「利用するためのIT資格」で、すでに知っている知識も多く、難易度が下がる。
- 専門用語や、理解が難しい内容が多少なり出てくるため、簡単ではない。

上記の内容をもとに、勉強教材を紹介していきます。
ITパスポートの勉強教材5選
結論から言うと、勉強教材は以下の5つになります。
- 書籍
- スマホアプリ
- Webサイト
- 動画投稿サイト
- オンライン講座
「内容」「オススメできる人」「オススメできない人」と分けて、順に解説していきます!
書籍
内容
王道な勉強教材で、何しろ低いコストで教材を手にすることができます。
また最近は、紙の本だけではなく、電子書籍という手段もあります。
筆者は電子書籍をオススメしますが、それよりも自身にあった教材を選ぶことが大切です。
専門用語や知識に対して苦手になる方も多いため、イラストが多く理解しやすいテキストを選ぶといいと思います。
オススメは以下の2つですが、イラスト多めのテキストなら、ランキング上位のテキストで問題ないハズです。
オススメできる人
- 本を読む習慣がある人
- 自分のペースで、じっくり理解したい人
- 1部の単元をすぐに読み返したい人
オススメできない人
- 本を読むのが苦手な人
- 1円でもお金をかけたくない人
スマホアプリ
内容
ITの普及によって誕生した勉強教材で、なんといっても「手軽さ」が最大のメリットです!
以前は、過去問題を寄せ集めたアプリが多かったのですが、最近は過去問題の解説や、講座を取り入れたアプリも登場しています。
1部有料のアプリもありますが、基本無料のアプリで十分対策ができ、書籍などと並行で利用すれば、大きな効果を発揮します!
ITパスポート 全問解説
- ITパスポート合格講座&問題集
オススメできる人
- 普段スマホを触っている人
- 演習問題を多くこなしたい人
- 本を持ちたくない人
オススメできない人
- 夜のブルーライトを気にしている人
- 時間をかけて内容を理解したい人
Webサイト(過去問道場、特化ブログ)
内容
ITの普及によって誕生した勉強教材で(2回目)、こちらはスマホだけではなく、PCなども利用できます。
過去問道場は、情報処理試験全般でお世話になっている人が非常に多い、優良な無料学習サイトです。
また、特記ブログでは、学んだ人がアウトプットとして投稿しているので、同じ目線で分かりやすい解説をしています!
ITパスポートの過去問道場と、ITパスポートの記事を作成している、きーこさん(@passlogkiiko)のブログを紹介します。

オススメできる人
- 過去問をひたすら網羅したい人
- 勉強している人目線で、解説が欲しい人
オススメできない人
- 1分野1分野をしっかり理解したい人
動画投稿サイト(YouTube)
内容
ITの普及によって誕生した勉強教材で(3回目)、筆者個人としては1番オススメできます。
以前は勉強するために勉強代を払っていましたが、YouTubeでは、それが必要ありません。(広告閲覧などはありますが)
何しろ、YouTubeはスキップや早送り、巻き戻しなどあらゆる機能が揃っているため、勉強のコンテンツとして最強と言っても過言ではありません。
「ITパスポート 勉強」などで検索すれば、いっぱい動画が出てきますが、迷った方は以下のチャンネルで勉強することをオススメします。(リンクをクリックすると、YouTubeチャンネルへ移動します)
- 「it19movie」チャンネル
- 「ITパスポート 絶対合格の講座」チャンネル
オススメできる人
- 頻繁にYouTubeを利用している人
- ながら勉強したい人
- お金をかけたくない人
オススメできない人
- 単元別に、すぐ確認したいことがある人
- わからない箇所を放置する人(巻き戻しや一時停止をしない)
オンライン講座
内容
「絶対に合格したい!」という方がいれば、オンライン講座1択だと思います。
理由は、「ある程度のコストがかかる」という心理的側面と、他の勉強方法では得られないコンテンツ力の高さがあるからです。
逆に、1円もお金をかけたくない人は、上記で紹介した、「YouTube」や「WEBサイト」などが中心になるでしょう。
ある程度コストがかかる教材は、自身で調べた方がいいのですが、迷った方は下記をオススメします。
オススメできる人
- お金をかけてでも、質の高い教材を探している人
- あらゆるコンテンツで勉強したい人
- 別の資格も視野に入れている人
オススメできない人
- お金をかけたくない人
- 手続きが面倒な人
まとめ
今回は、ITパスポートの勉強教材について解説しました。
ITパスポートについて
- ITパスポートとは:社会に必要なITの基礎知識を持っていることを証明した資格
- 合格率、難易度:合格率は「大体50%」で難易度は「やや優しい」
ITパスポートの勉強教材5選
- 書籍
- スマホアプリ
- Webサイト
- 動画投稿サイト
- オンライン講座
どの勉強教材を選んでも、最終的には自分の継続力や勉強スタイルに一存します。
資格は教え方が異なっても、教える内容はITパスポートのシラバスに沿っており、ほとんど一緒になるからです。
今回の記事で、みなさんが継続して勉強できる教材が見つかったら幸いです!
また、「ITパスポート」の上位資格と言ってもいい「応用情報技術者試験」の記事もあるので、ぜひご覧ください!(勉強方法に通ずるところがあるカモです。)

ぜひ、ITパスポートでスキルアップを目指していきましょう!
以上、けんいちでした!
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