
もうすぐデータベーススペシャリスト試験だけど、
応用情報のときと全然違うよ…

「応用情報技術者試験」合格していたんだ。
たしかに比べると、難易度や試験時間が大きく違うもんね…

でも、応用情報は広く浅くだったから、それはそれで難しかったなぁ…
そう考えると一長一短やな。
というわけで、今回は国家試験の1つである
応用情報技術者試験
の合格体験について書いていきます!
基本・応用はコンプリートしました!↑
応用情報技術者試験について
試験の概要
2021年9月時点では、次のようになります。
実施時期 | 4月・10月 |
受験料 | ¥7,500 |
試験会場 | 各都道府県で定められた会場 |
また、午前・午後問題の概要は以下になります。
午前 | 午後 | |
試験時間 | 150分(9:30〜12:00) | 150分(13:00〜15:30) |
出題形式 | 選択式(4問) | 記述式 |
出題数 | 80問 | 11問(5問選択する) |
合格ライン | 60%以上 | 60%以上 |

2021年度の秋期試験から、受験料が「¥5,700⇨¥7,500」になったんだ(泣)

数値を逆転すればバレないと思ったのかな…
ちなみに、情報処理試験の全ての区分が値上げの対象でした。
情報処理技術者試験の区分
以下の記事でも少し紹介してますが、情報処理技術者試験には区分があります。
応用情報技術者試験は、以下のようになります。
引用:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験制度:試験区分一覧
ITエンジニアとしてのレベルアップを図るには、応用情報技術者試験がお勧めです。技術から管理、経営まで、幅広い知識と応用力が身に付き、システム開発、IT基盤構築などの局面で、高いパフォーマンスを発揮することができます。

「基本情報」の上位版といっても過言ではないね。

知識限定だけど、ITの初心者から脱却できる試験と見ることもできるね。
ただ、合格したからと言って、プログラミングができるようになるとは
限らないので注意!
受験するメリット
- 学んだ知識と実務の内容が結びつく。
⇨応用情報は基本情報より難しくなるため、多くの知識が得られます。そのため、知識と実務の内容が結びつきやすくなります。
また、業務の話をしている際に専門用語が出てきても、理解したり、すぐに調べることが可能になります。
– - 高度区分試験の足掛かりになる。
⇨基本情報を勉強している際に思ったことですが、「専門的なことしたい…」と思いました。
そこで「高度区分」が登場するのですが、応用情報を持っていると午前Ⅰ試験を免除できます!(午前Ⅰは、基本・応用の午前とほぼ同じ内容)
また、応用情報の午後試験は専門的な内容になるので、高度でどの試験を受けたいか見つけるキッカケにもなります。
勉強方法について
正直にいうと、自分は2回受験しています。(1回目は落ちて、2回目で合格しました。)
点数はこんな感じです。(1回目はうる覚えですが…)
午前問題 | 午後問題 | |
合格ライン | 60%以上 | 60%以上 |
令和2年度秋期 | 75% | 55〜59%(自己採点) |
令和3年度春期 | 71% | 65% |
使用した教材
使用した教材は、次の3つです。
①応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
自分は当時のモノを所有しています。
過去問の説明が詳細に記載されているのでオススメです(特に午後問題)
②情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集
こちらも、当時のモノを所有しています。
自分は「教科書」として扱っていました。ただ、基本情報を合格したばかりだったので、ほとんど使う機会がありませんでした…
③情報処理教科書 出るとこだけ!応用情報技術者[午後]
これについては、版の概念があるか分かりません(汗)
ただ、午後問題を苦手としている人にとっては、最適な1冊といえます!
午前問題の対策方法

過去問をしなさい。(過去問厨)
うるさいほど聞いていると思いますが、本当にコレしかないんですよね…
過去問のオススメする理由
- 数問、同じ問題が必ず出る。
- 似ている問題が多く出る。
- 似たフレーズや文言が多く出る。
これ以上必要でしょうか…聞かないで欲しい(泣)
自分は過去問がある参考書を持っていたのですが、過去問道場もオススメします。
個人的は、5〜6回分(3年分)の過去問で十分と思っています。
自分がその回数で受かったから、午後問題の方が対策しにくいから、が理由です。
午後問題の対策方法
ここでも、「過去問をしなさい」と言いたいところですが、半分正解で半分不正解と考えています。
午後問題は11個の単元の内、5個を選択しなければなりません。
つまり、5個の単元は最低限勉強しなければならない、ということです。
自分は以下の単元を選びました。
単元 | 選んだ理由 |
情報セキュリティ | 必須問題だから |
プログラミング | 得意な単元だから |
ネットワーク | 将来、業務や自己啓発に使えそうな単元だから |
データベース | 業務で使用できる知識があったから |
サービスマネジメント | 業務で使用できる知識があったから |
自分が得意な分野や、使いそうな分野を選ぶことをオススメします。
また、「多くの単元を勉強し、本番で簡単な単元を選ぶ」という方法もありませんが、自分はオススメしません。
・勉強する幅が広まり、知識の定着が微妙になる可能性がある。
- 対策本を読む。(勉強している分野だけ)
- 読み終わったら、過去問を解く。(勉強している分野だけ、2〜3回分)
- 過去問の結果から、別の単元を勉強 or 1.対策本を読む に戻る。
1回試験に落ちたので、上記の内容を長いスパンで勉強していました。(3〜5ヶ月くらい)
まとめ
今回は
応用情報技術者試験
について書いていきました。
やはり高度区分の試験に対して、午前Ⅰ試験の免除を受けられるのはデカイです。
またIT業界に興味がある人は、でかいアドバンテージとなる資格です。
(まずは基本情報をオススメしますが)
YouTubeでも合格体験の動画を出しているので、ぜひ参考に!
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