こんにちは、けんいちです!
情報処理技術者試験における、最後の関門である「高度情報処理技術者試験(高度試験)」。
筆者もその区分の1つである「データベーススペシャリスト」を受けましたが、あっさりやられました(苦笑)
突然ですが「高度試験」って、参考書以外に教材がないのでしょうか?
「Iパス」、「基本情報」、「応用情報」は<参考書>や、最近だと<オンライン講座>までありますが、「高度試験」はあまり耳にしませんでした…
ということで今回は、「高度情報処理技術者試験」の教材について紹介していきます!
次のことについて考えている人は、ぜひ参考にしてください!
- 高度区分を勉強するにあたり、教材を把握したい。
- 参考書以外の選択肢がほしい。

ぜひ最後まで読んでください^ ^
おさらい(高度情報処理技術者試験の解説)
まずは、「高度情報処理技術者試験」についておさらいしましょう!
高度情報処理技術者試験とは
情報処理技術者試験は、「共通キャリア・スキルフレームワーク」で、レベル1〜4まで分けられいます。
(出典:情報処理技術者試験 新試験制度の手引)
「高度区分」は最高のレベル4を求められる試験です!
「区分」以外の概要は以下の通りです。
項目 | 午前Ⅰ | 午前Ⅱ | 午後Ⅰ | 午後Ⅱ |
試験時間 | 9:30~10:20 (50分) | 10:50~11:30 (40分) | 12:30~14:00 (90分) | 14:30~16:30 (120分) |
出題形式 | 多肢選択式 (四肢択一) | 多肢選択式 (四肢択一) | 記述式 | 論述式 記述式 |
出題数 | 出題数:30問 解答数:30問 | 出題数:25問 解答数:25問 | 出題数:3問 解答数:2問 | 出題数:2問 解答数:1問 |
合格ライン | 60%以上 | 60%以上 | 60%以上 | 60%以上 |

「午前Ⅰ」については、一定の条件を満たすと免除されます!
高度区分について
高度情報は専門分野になるため、次の7つに区分が分かれています!
- ITストラテジスト試験
- システムアーキテクト試験
- プロジェクトマネージャ試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- データベーススペシャリスト試験
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- ITサービスマネージャ試験
- システム監査技術試験
- 情報安全確保支援士試験
それぞれ難易度が大きく変わることはないですが、区分によっては論文があったりするので、難しく感じる人もいるそうです…
高度情報処理技術者試験の教材について
参考書以外の教材は少ないですが、0ではありません。
教材が少ない理由は以下になります。
- 専門性が高い試験のため、参考書以外で教えるのが難しい傾向にある。
- 本職の実務レベルの内容もあり、全員が理解できるコンテンツを作るのが難しい。
ですが、「高度区分」を受ける人の多くは、「応用情報」合格レベルの人です。
そのため、ある程度内容に理解があり、「参考書で十分」という人が多いと思います。

それらを踏まえた上で、3つ紹介していきます!
「参考書」「過去問道場」「通信講座」です!
参考書
1つ目は「参考書」で、「高度区分」を勉強する人にとっては、王道の教材です。

個人的にオススメなのが、「情報処理教科書」シリーズです!
オススメの理由は以下が揃っているからです。
- 難しい午後問題の考え方や勉強手順
- 要点を押さえた用語や考え方の解説
- 20年分の過去問に対する、読み方と具体的な解き方
さらに、電子書籍で参考書を読むことをオススメします。
理由は次の記事にも書いてあるのですが、過去問で勉強する際に効率よく勉強ができます!
過去問道場
2つ目は過去問道場で、情報処理技術者試験の御用達ですね(笑)
(出典:データベーススペシャリストドットコム)
ただし、午前Ⅱのみの勉強になり、すべての試験分ありません。(類似サイトはありますが)
それぞれのサイトURLは次のとおりです。(2022/4現在、リンクがない試験はサイトが存在しません。)
- ITストラテジスト試験
- システムアーキテクト試験
- プロジェクトマネージャ試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- データベーススペシャリスト試験
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- ITサービスマネージャ試験
- システム監査技術試験
- 情報安全確保支援士試験

個人的には「参考書」と並行して取り組む形がイイと思っています。
理由は、参考書では以下のことができないからです。(過去問道場だとできる)
- ブラウザ形式で、スマホでもスラスラ解けること。
- 1問1答形式で、すぐに解説が見れる。
通信講座
最後は「通信講座」です。
(出典:情報処理|資格の学校TAC[タック])
「基本情報」や「応用情報」はたくさん講座があったので、「高度区分」もあると思っていました。
しかし「個人向け」は、頑張って3つしか見つけられなかったです…(「企業向け」はそこそこでした。)
何と言っても講座の良い点と悪い点は、「人が関与している」ことです。
人が関与することで、次のようなメリット/デメリットが出てきます!
- メリット:勉強の習慣ができ、分からない箇所を質問できる。
- デメリット:他の教材と比較したら、費用が高くなる
まとめ
今回は、「高度情報処理技術者試験」の教材について解説しました!
おさらい(高度情報処理技術者試験の解説)
- 高度情報処理技術者試験とは
- 「共通キャリア・スキルフレームワーク」で、レベル4にあたる試験
- 高度区分について
- ITストラテジスト試験
- システムアーキテクト試験
- プロジェクトマネージャ試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- データベーススペシャリスト試験
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- ITサービスマネージャ試験
- システム監査技術試験
- 情報安全確保支援士試験
高度情報処理技術者試験の教材について
- 参考書
- 過去問道場
- 通信講座
実を言うと、YouTubeに過去問の解説をしている動画もありましたが、圧倒的に少数でした…
「サブスクやYouTubeを使ったポイント講座」みたいなのが出てくると嬉しいですね!

(合格したら、自分が作りたい)
以上、けんいちでした!
コメント