こんにちは、けんいちです。
2021年10月に「データベーススペシャリスト」試験を受けました。
午前の勉強方法として、次の記事も掲載しています。
12月に合否が発表され、Twitterで不合格の報告だけしました。
今日は仕事納めでした🥺(ブログできる😃)
今更ですが、データベーススペシャリスト落ちてました…
— けんいち@資格ブロガー (@kenichi_q) December 28, 2021
合否発表後、本業が忙しかったこともあり、全然分析をしておらず、現在別の資格勉強をしています。
しかし次回も受験予定のため、徹底的に分析することにしました!

反面教師にすればイイのか(笑)

その通り(苦笑)
今回落ちた人も、次回受ける人も参考にして欲しいです!
この記事では、次の構成で紹介していきます。
- (再確認)データベーススペシャリストとは
- 筆者(けんいち)の行った勉強法
- 良かった点/悪かった点
- 次回の試験に向けて
では、行きましょう!
(再確認)データベーススペシャリストとは
データベーススペシャリストは、「データベース」のスペシャリストを目指すための試験です。
データベーススペシャリストは、情報処理技術者試験の「高度な知識・技術」の区分に位置付けられ、概要は以下になります。
引用:「IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験制度:試験区分一覧」より
企業活動を支える膨大なデータ群を管理し、パフォーマンスの高いデータベースシステムを構築して、顧客のビジネスに活用できるデータ分析基盤を提供するデータベース管理者やインフラ系エンジニアを目指す方に最適です。
午前問題と午後問題に分かれており、時間配分は次のようになっています。
午前
午前Ⅰ | 午前Ⅱ | |
時間帯 | 9:30~10:20 | 10:50~11:30 |
試験時間 | 50分 | 40分 |
午後
午後Ⅰ | 午後Ⅱ | |
時間帯 | 12:30~14:00 | 14:30~16:30 |
試験時間 | 90分 | 120分 |
合格率は、近年で15%前後と低い数字になっています。(他の高度試験も同様の数値)
また、それぞれで合格基準(60%)に達しないと、次の問題を採点してくれません。
筆者(けんいち)の行った勉強法
筆者の成績
始めに、今回の試験結果は以下の通りになります。
午前Ⅰは「応用情報技術者試験」に合格していたので免除。午後Ⅱは午後Ⅰが合格点に到達していないため、採点されていません。
勉強法
午前Ⅱ(午前Ⅰ)
過去問道場を利用しました。
情報処理試験の勉強をする人にとっては、ご用達なサイトですね。
午前Ⅰに関しては、応用情報の試験範囲と被るので、応用情報の過去問道場を利用します。(公式サイトにも、そのような記載があります。)
1回分あたり25問しかないので、下記のように6回分をほぼ毎日行っていました。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
R2年分 | H31年分 | H30年分 | H29年分 | H28年分 |
過去問道場での正答率は、最終的に9割近くまで持っていきました。

次で紹介する教材に、午前対策のPDFが付いていましたが、問題数が多かったので途中で過去問道場に切り替えました。
午後Ⅰ・午後Ⅱ
大学のときに、SQLなどデータベースに関する基本的な知識はあったのですが、専門レベルには達していなかったので、下記の教材で学習しました。
※自分は2021年版を使いました。
その後、教材に付属している過去問題と解説を使って学習しました。(19年分の解説を押さえているので、コスパ最強です!)
試験の解答方針と勉強内容は以下になります。(「:」以降は解答方針。「➡」以降は勉強内容。)
- 午後Ⅰ:大問3つの内、2つを解く
➡教材で勧めている大問10個分を取り組んだ。(少しだけTry、あとは解説を読むのみ) - 午後Ⅱ:大問2つの内、1つを解く
➡教材で勧めている大問5個分を取り組んだ。(解説を読むのみ)
メインは午後Ⅱの方で、スケジュールは以下の感じで行いました。
勉強期間 | 約3か月(8~10月) |
平日 | 1時間程度 |
休日 | 2~5時間程度 |

詳細は次で書くのですが、ここでの勉強方法が問題で、不合格になったと思っています…
良かった点/悪かった点
良かった点
午前Ⅱ
- 教材を使わず、過去問道場のみに絞った
➡午前Ⅱの教材解説を読まないことで時間を削減し、重要な午後対策に注力できた - 習慣が身についた(重要)
➡25問と問題数が少ないので、継続して解くことができた
午後Ⅰ・Ⅱ
- 問題を解かず、解説を読むことに注力した
➡問題の傾向、解き方の流れをつかめた
悪かった点
午前Ⅱ
- 過去問道場に絞ったとはいえ、それでも勉強時間を多くかけすぎた
➡8~9割の正解率だったが、忘れることを恐れて平日は必ず25問解いた。
午後Ⅰ・Ⅱ
- 解説ばかり読んで、実践をほとんどしていない
➡いざ本番に挑んだら、解く流れは分かっていても、作業スピードが圧倒的に遅かった。
➡着目している箇所が微妙にずれていた。(解説見て判明した。)

「良かった点」が「悪かった点」になっているので、勉強期間も問題だったと思っています。
次回の試験に向けて
試験から3ヶ月以上空いてしまったので、テキストの読み直しは必須と思っています。
もし、新規で勉強する方も、自分みたいに再度勉強し直す方も、教材の読み直しは行うべきです。
理由は以下の通りです。
- 専門で業務をしている方以外、「高度区分」の過去問解説を1回で理解するのは難しい。
- 解き方を思い出すよりも、知識を振り返る方が楽だから。(モチベーションの向上)
上記を踏まえて、自分は6月以降(予定)に下記の勉強を行っていきます。
ぜひ参考にしてみてください!
※自分の場合、午前Ⅰは今年まで免除されます。
午前Ⅱ
1日当たりに解く量を減らし、午後に注力できるようにします。
ただし、午前Ⅰの内容を忘れないように、取り組む期間は伸ばします。
- 過去問道場を1日25問ではなく、12~13問にする。
- 取り組む曜日を「月~金」ではなく、「月~土」にする。
午後Ⅰ・Ⅱ
「解説を読んで解いてみる」スタイルに変えます。
基本、午後Ⅰは午後Ⅱに通ずる部分が多いので、メイン勉強は午後Ⅱのままで行きます。
- 平日は、大問2~3問分の解説をひたすら読む。
- 土日に、平日で読んだ大問の問題を解く。

解説見た後に問題解くのズルくない?

解説見た後だから、解くんだよ。
解説の流れをどれだけ覚えるかが重要になるからね!
まとめ
今回は、「データベーススペシャリストに落ちた理由」として、自分の試験結果を元に分析&改善案を立てました。
難易度が高くても高くなくても、試験に落ちることはあります。
それを活かして合格に繋げるか、諦めるかは本人次第になります。
個人的に資格勉強は、失敗を成功に結びつけやすいジャンルなので、ぜひ合格に向けて再チャレンジしてほしいと思います。

試験に落ちても、分析&改善で合格に近づけていきしょう!
以上、けんいちでした!
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