資格の勉強に電子書籍を使ってみたけど、

ページの行き来が面倒…



解説と問題が同時に見られない…
そんな風に感じたことはありませんか?
筆者自身、紙の参考書から電子書籍に切り替えたものの、最初はかなり苦戦しました…
けれど、ある工夫を取り入れてから、勉強効率がグッと上がりました!
それが「スマホ+タブレット」の2画面活用です。



この方法なら、問題を解く画面と解説を見る画面を分けられるので、まるで紙の参考書を2冊並べるような感覚で学習できます!
この記事では、自分が実際に資格勉強で取り入れていた2画面活用の方法や、使っていた端末・学習ルーティンなどを詳しく紹介していきます。
電子書籍で資格勉強、正直どうなの?
紙の参考書に慣れている人にとって、電子書籍での資格勉強はなかなかハードルが高いものです。
実際、自分自身も最初は「ページをパッとめくれない」「解説と問題を同時に見られない」「マーカーやメモがしづらい」といった理由で、使いづらさを感じていました。



とくに解説と問題が離れているタイプの本では、行き来するたびにスクロールが発生してしまい、「あれ、さっきの答えなんだっけ?」とイライラしたことも…
でも、電子書籍にもメリットはあります。
- 場所を取らない
- どこでも手軽に開ける
- 検索やハイライト機能が便利
つまり、「うまく活用すればかなり便利だけど、使い方を間違えるとストレスがたまる」
──それが電子書籍での資格勉強のリアルです。
そんな中、「やっぱり紙の参考書に戻そうかな?」と思ったこともありました。
でも、それも一筋縄ではいかず──。
紙の参考書で挫折した理由
「やっぱり紙の本のほうが見やすいし、勉強しやすいかも」と思って、一度は電子書籍から紙の参考書に戻してみたことがあります。
でも、思った以上にストレスが多かったんです…
- 問題と解説が別ページにあり、何度もページをめくる必要がある
- ページの端に指を挟みたまま何十問も解くのが地味に疲れる
- 分厚い参考書を持ち歩くのが不便で、外出先での勉強に向いていない
もちろん紙には「記憶に残りやすい」とか「書き込める」といった強みもあります。
でも、自分の生活スタイルにはどうも合っていなかったようです。



そこで、「電子書籍の手軽さ」と「紙の見やすさ」の“いいとこ取り”ができないかと考えてたどり着いたのが、次の「スマホ+タブレットの2画面勉強法」でした。
2画面勉強法とは?(スマホ+タブレット)
「スマホ+タブレットの2画面勉強法」とは、2つの端末を使って、それぞれに異なるページを表示しながら勉強する方法です。
たとえば、こんなふうに使い分けます:
- タブレットに「問題ページ」を表示
- スマホに「解答・解説ページ」を表示
この勉強法には、電子書籍特有の“あるある”な不便を解決してくれる力があります。
電子書籍でよくある悩み:
- 問題と解説が数ページ離れていて、行き来するのが面倒
- 1画面で解説を確認するたびにスクロールやジャンプが必要
- 解説を見るたびに思考が中断され、集中力が削がれる
この2画面法を使えば、次のようなメリットがあります:
- 問題を解く画面を固定できるので集中が途切れない
- 必要なときだけ、もう1つの端末で解説をサッと確認できる
- 紙の参考書を2冊並べて勉強している感覚に近い



どちらの端末に何を表示するかは完全に自由。
画面サイズや見やすさ、机のスペースに応じて自分に合った配置を選べます。
実際の使い方と学習ルーティン
ここでは、自分が実際に行っていた2画面勉強法の使い方と、1日の学習ルーティンをご紹介します。
■ 使い方の基本スタイル
- タブレット(10インチ)に問題ページを表示
- スマホ(6インチ)に解答・解説ページを表示
- 電子書籍アプリは両方ともKindleを使用
- 問題を解きながら、必要なときだけスマホ側で解説をチェック
このスタイルなら、「あれ、答えなんだったっけ…?」とページを戻す手間がなくなります。
何より集中が途切れにくく、リズムよく学習できます。
■ 学習ルーティン(1日あたり)
- 1単元分の問題を通しで解く
- すぐに答え合わせ&解説を確認(スマホで)
- 間違えた問題は印をつけて、後で再チェック
Javaの資格勉強の際は、これを毎日数時間程度、少しずつ進めていきました。
解説を読むときはスマホを手に取り、またすぐにタブレットに戻る、というシンプルな動作だけで完結します。
電子書籍の弱点である「ページ移動の煩わしさ」がなくなったことで、勉強へのストレスが大幅に減り、結果として学習の継続にもつながりました。
この方法のメリット・デメリット
「スマホ+タブレット」の2画面勉強法には、たくさんのメリットがありますが、もちろん注意点もゼロではありません。
■ メリット
- 問題と解説を同時に見られる → ページ移動の手間がなく、テンポよく勉強できる
- 集中力が途切れにくい → 画面を切り替える動作がなく、問題に集中しやすい
- 電子書籍でも“紙感覚”で使える → 紙の参考書を2冊並べるような視覚的な学習が可能
- 通勤やスキマ時間にも対応 → タブレットを自宅、スマホを外出先用にするなど柔軟に使い分け可能
■ デメリット
- 端末を2台用意する必要がある → すでに持っていれば問題ないが、初期コストはかかる
- スマホの画面サイズが小さいと見づらい → 解説を読むときにストレスを感じることも
- 人によっては慣れるまでに違和感がある → 「電子書籍+2画面」の組み合わせに最初は戸惑うかもしれない



多少の工夫は必要ですが、自分にとっては「もう紙には戻れない!」と思えるほど効果的な勉強法でした。
おすすめ端末や使い方のコツ
2画面勉強法を始めるにあたって、特別な機材は必要ありません。
スマホとタブレットの2台があればOKです。
■ おすすめ端末の条件
- タブレット:画面サイズは10インチ前後が理想(見開き表示でも見やすい)
- スマホ:普段使っている端末でOK。解説用なのでコンパクトサイズでも十分
- 電子書籍アプリ:Kindle、楽天Kobo
など、電子書籍を2台で同時に開けるものが◎
自分自身は、iPad Air 4(10.9インチ)とiPhone 12 mini(5.4インチ)を使っていました。
画面サイズは違いますが、役割分担をすれば問題ありません。
- iPad:問題ページを常に表示
- iPhone:解説や答え合わせを表示
Kindleアプリは同一アカウントで複数端末から同時に閲覧可能なので、セットアップも簡単です。
■ 勉強しやすくするちょっとした工夫
- iPadはスタンドに立てると姿勢が楽&視認性アップ
- iPhoneは手元に置いて、解説だけをチラ見する感覚がちょうどいい
- 画面の明るさや文字サイズは、疲れにくさのために必ず調整を



もしスマホとタブレットの両方を持っているなら、この2画面活用はぜひ一度試してみてほしいです。
まとめ
今回は、「スマホ+タブレットの2画面勉強法」について、自分の体験をもとにご紹介しました。
- 電子書籍の「ページ移動のストレス」を2台の端末で解決
- 問題と解説を同時に表示して、集中力をキープ
- 特別な道具は不要。今ある端末でもすぐに始められる
自分自身、「紙の参考書が合わない」と感じていた時にこの方法にたどり着き、効率よく資格勉強を進めることができました。
もし今、電子書籍での勉強にモヤモヤを感じているなら、一度この2画面スタイルを試してみてください。
きっと、「もっと早く知っていれば…!」と思うはずです!
※ちなみに、資格勉強におすすめのタブレットについては別記事でも詳しくご紹介予定です。